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選ぶなら将来にわたって安心して使えるクラウドを

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2018年 夏号 2018.06.09


基幹業務に奉行クラウドが選ばれる理由とは!?

“ネット環境さえあればいつでもどこでも使える”“システムの導入や運用管理の手間・コストがかからない”─利用者視点でもシステム管理の立場でも魅力のあるクラウドサービスを、業務に活用しようという動きが活発になってきている。
総務や人事、経理といった部門の業務では、紙でのやり取りや手作業も少なくなく、システム導入によって電子化・自動化の効果を得られる。これをクラウドサービスで実現すれば、より大きなメリットを引き出せる。

とはいえ、基幹業務では顧客や従業員の情報、取引データなど機密性の高い情報を扱うだけに、「社外に重要な情報を預けて大丈夫か?」という不安を拭い去れないのではないだろうか。
クラウドサービスにも運営の仕方が複数ある。基幹業務を安心して進めるには、安全性・信頼性をしっかり確保できるセキュリティの高さが不可欠といえる。

セキュリティが最重要 マイクロソフトの技術を採用

基幹業務パッケージ「奉行シリーズ」を展開するオービックビジネスコンサルタント(OBC)は2018年2月、累計約56万社の“奉行ユーザー”の本格的なクラウド移行にも対応できる新たな統合業務プラットフォーム「奉行クラウド」をリリースした。

最重要視したのがセキュリティである。「止めることができない基幹業務向けのクラウドでは、OSやデータベース、ネットワーク、アプリケーションなどセキュリティホールが存在する可能性のある要素を別に管理せず、トータルな対策が必要。さらに、次々に生まれる新たな脅威に迅速かつ継続的に対応する必要があります」と同社は説明する。


その具体的な手立てとして、日本マイクロソフトと連携。OSやネットワークを別々の会社が分散管理する際の懸念を払拭すべく、世界トップレベルのセキュリティを有するクラウド基盤「Microsoft Azure」をはじめ同社の技術を全面的に採用してサービス開発を行った。
データ管理は国内のデータセンターで厳重に行い、三重にバックアップ。また、サーバー内ではユーザーごとに隔離した状態で暗号化して保管する。通信もすべてSSLで保護するなど、データの安全性にも尽力している。

まずは会計・給与から クラウド版もフルラインナップ

第一弾として「勘定奉行クラウド」と「給与奉行クラウド」を発売。パッケージ製品で培った機能や使いやすさ、充実のサポートなどを継承し、クラウドならではの利便性を実現した。その他も秋以降に順次ラインナップする予定だ。
「勘定奉行クラウド」は、銀行の入出金明細や売上データの取り込みなど外部システム・データとのよりシームレスな連携で、日々の仕訳業務における手入力を最小限にし、作業時間短縮と人的ミス削減を実現している。


特筆すべきはクラウド利用時の懸念であった「ネットワークが切れたときに入力作業が止まる」点への対応。同サービスでは、登録済み伝票への入力データはパソコンなどのデバイスに一時保存され、次回接続時に自動的にクラウドに上がるため、作業が無駄にならないのだ。
「給与奉行クラウド」も、給与・賞与の入力、計算、明細書・帳票作成を自動化し業務の効率と正確性を大幅に向上できる。

クラウドだからつながる、ひろがる自動化

「勘定奉行クラウド」「給与奉行クラウド」では、会計士や税理士、社会保険労務士などに付与できる業務ライセンスを標準で1つ提供。顧問の専門家と最新の情報をクラウド上で常に共有し、その場で内容のチェックやアドバイスを受けられる。
また、自動化や新しい学習機能を強化。システムのバージョンアップや制度改正、保険料率・所得税率の改定なども自動で行われるため、業務も運用管理も効率化できる。
そして、外部データとの連携で効率化の範囲が広がるのも特徴だ。


OBCでは勤怠管理や労務管理、身上異動届出、年末調整申告、マイナンバー等々の一連の作業フローを自動化するクラウドのラインナップを「奉行クラウド」を基盤とした仕組みに変更。「奉行クラウドEdge」シリーズとして展開し、両シリーズ間でデータ連携が可能になる。
さらに、APIで外部アプリとのシームレスな連携も可能。より幅広い範囲での業務効率化も図れる。
働き方改革で業務の自動化や効率化を模索している企業、2019年10月に予定されている消費税改正・軽減税率導入を見据えて基幹システムの見直しを検討している企業など、「より効率的で確実な業務環境を整えたい」というニーズに、「奉行クラウド」はずばりマッチしそうだ。

 

 

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